「９１６」について

たまにですが「“９１６”って何？」って聞かれます。

数字そのものには特に意味はないんですが、

トレードマークといいますか…マンガのデビュー作の

タイトルが「Z916タンピコへ」というモノだったので

初心忘れるべからずのような感じで以後のマンガの

そこかしこに描いてきたわけなんです。

ただ、ちょうどデビューした頃、マンガ業界における

著作権の問題が厳しくなりかけてきた流れもあり、

だったら自分の描くマンガの世界には無印良品の

ような総合雑貨店があり、登場人物はそこで買った

服なり雑貨なりを使用しているとしてしまえば

いちいちうるさく言われないだろうと。

その雑貨店の名前が「９１６」という……（笑）

そんな一般読者にはどうでもいい設定を当時

考えたわけなんです。

まあ、字ずらが好きなんですね。

ひっくり返しても同じですし、デザイン的に

しっくりくると言いますか。

あとヒッチコックの映画には監督自らがワンシーン

必ず出たりするじゃないですか？

そんな感じで、何かしらワンポイントで

“９１６”という数字を入れておこうと（笑）

ホントどうでもいい遊び心なんですが…

というわけで“９１６ベンチで一休み”という思いも込めて、

とりあえず１００枚目標でイラストをUPしていきたいので

今後とも「916bench」をよろしくお願いします。